昔はトイガン

nostalji2017-12-26

録画していた『マックス・スティール』(2016年/監督:スチュワート・ヘンドラー)を観る。アメリカの人気フィギュアをモチーフにしたSFアクションです。
高校生のマックス(ベン・ウィンチェル)は、母(マリア・ベロ)と故郷の町に戻ってきます。そこは父が謎の事故死をとげた辛い思い出のある町。父の友人だったマイルズ博士(アンディ・ガルシア)が何かと面倒をみてくれますが、マックスは彼が好きになれません。ソフィア(アナ・ビジャファーニエ)というガールフレンドもでき、高校生活にも慣れてきた頃、自分ではコントロールできないエネルギーが身体から放出されるようになります。そのパワーは次第に大きくなり、“スティール”と名乗る地球外生命体が出現。スティールと一体化すると、マックスはパワーをコントロールできるスーパー・ヒーロー“マックス・スティール”に変身するんですな。思いがけない運命を受け入れ、マックスは父の死を探り始めますが……
田舎町でプライベートな敵を相手に戦うローカルヒーローです。ダラダラした展開で一向に盛り上がりません。家庭や恋に悩む高校生なんて定番すぎて面白味なし。際立った演出もなく、何もかも平凡なんですよ。凡作中の凡作。
フィギュアを製造しているマテル社は、西部劇ブームだった私の子供の頃、トイガンのメーカーとして有名でした。同社のマテル・ファンナー(ピースメイカー・モデル)は憧れでしたよ。“マックス・スティール”より世界的に有名なのは、タカラトミーの“トランスフォーマー”でしょうなァ。