ファンタジーの難しさ

nostalji2018-01-06

精霊の守り人〜最終章』は、今夜の放送から後半突入。私は原作(上橋菜穂子の小説)も知らなきゃアニメ(2007年放送)も知らず、何の予備知識もなく観ているわけですが、本格的ヒロイック・ファンタジーとして楽しんでいます。ヒロイック・ファンタジーは、剣と魔法の世界。その物語が繰り広げられる舞台は作者の想像上の産物である土地、時代、世界です。そこでは魔法は本当に効力を持ち、神々も実在しています。主人公は邪悪な力(単なる悪者という存在ではない)と戦うのが骨子。栗本薫の“グイン・サーガ”シリーズなどがありましたが、日本では馴染みのないジャンルといえます。
でもって、『精霊の守り人』ですが、短槍使いのバルサ綾瀬はるか)が水の精霊の卵を宿した少年王子チャグムを王の刺客や怪物ラルンガから守るのがシーズン1。シーズン2では成長したチャグムと、破壊神を宿す少女アルサを守って戦うバルサが並行して描かれました。最終章前半では、強大なタルシュ帝国に対抗するために連合を目指すチャグムを守り、山の神と戦って同盟締結。後半はタルシュ帝国との戦いです。
人気俳優を集め、CGにも金をかけ、頻繁に番宣もして、力を入れていますが、独特の世界観で誰でも楽しめるものでないだけに認知させるのに苦労してますな。
これから氷川神社へ初詣。正月三ケ日は混雑するのでねェ。今年も良いことがありますように……