昨日に続き

nostalji2018-01-23

マカロニ西部劇『ゴーストタウンの番外地』(1967年/監督:アメリゴ・アントン)を観る。これもバラ売りをヤフオクでゲットしたものです。ゴーストタウンで大金をめぐって争う劇場未公開(テレビ放映あり)作品です。
死刑寸前のブラドック(フリオ・メニコーニ)を仲間のランダル(ロバート・マーク)とラグレン(マッシモ・リッギ)が金で雇ったガンマンたちと救出。3人はガンマンたちを殺して金を取り戻し、ブラドックの情婦シェリー(マリア・シルヴァ)を加えて駅馬車を襲撃します。襲撃は成功し、大金を奪いますが、傷を負ったランダルを置き去りにしてゴーストタウンに隠れるんですな。旅の途中で夫を亡くしたジョディ(ダニエラ・イグリオッツィ)と彼女を助けたベニー(ラリー・ウォード)がゴーストタウンにやって来て……
いかにもマカロニというタイトル映像と音楽に始まり、駅馬車襲撃までは快調なのですが、ゴーストタウンに舞台が移ってからはあまり意味のない思わせぶりな演出ばかりでイライラしてきます。ホラー風味を加えたりと、焦点が定まっていないんですよ。ロバート・マークは劇場公開された『真昼の一匹狼』(1966年/監督:アメリゴ・アントン)という主演作があるんですが、中途半端な存在。最後の決闘シーンで良い動きをしていたのが救いで〜す。