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nostalji2018-01-24

マカロニ西部劇『ライジング・スターの伝説』(1986年/監督:ヴィンセント・ドーン)を観る。これまたバラ売りをヤフオクでゲットしたものです。アパッチに育てられた白人青年がインディアン嫌いの無法者と戦う劇場未公開(何故かレンタルビデオ化された)作品です。
開拓民が盗賊に襲われ、生き残っていた夫人が盗賊たちを殺したアパッチに助けられるものの、赤ん坊を産んで死にます。赤ん坊はシャイニング・サン(セバスチャン・ハリソン)と名付けられ、戦士として成長。部落の美しい娘ライジング・スター(ローラ・フォルネル)と愛しあうようになりますが、ライジング・スターを密かに恋していた義兄と諍いになり、過失で殺してしまいます。部落を出たシャイニング・サンは白人として牧場で働きますが、ライダー(チャーリー・ブラボー)たちインディアン嫌いの白人がインディアンに対する仕打ちを見かねて……
マカロニブームは1960年代後半に全盛期を迎え、70年代前半で終わりを告げ、80年代は殆ど作られなくなりました。これは珍しくも80年代の作品。マカロニ特有の流血と残酷は活かされており、70年代後半に主流になったコメディ調より私好みです。ハッピーエンドにせず、ラストの戦いを凄惨なものにしたのは、好みが分かれるでしょうね。セバスチャン・ハリソンはお父つぁんのリチャード・ハリソンよりイケメンですな。今年のマカロニ大会で、皆で話のタネにするのは、リチャード・ハリソン主演の『必殺のプロガンマン』(1966年/監督:レオ・コールマン)で〜す。