昨日に続き

nostalji2018-01-30

友人に送ってもらった西部劇『大爆破』(1960年/監督:ロバート・D・ウエッブ)を観る。森林地帯を舞台にした伐採業者と牧場主との対決を描いた作品です。
ジム(アラン・ラッド)とモンティ(ギルバート・ローランド)は鉄道建設に必要な木材を伐採するためにディープウェルの町にやって来ます。住民は冷たく、気の好い若者バート(フランキー・アヴァロン)の紹介で牧場主のローラ(ジーン・クレイン)から運搬用の馬を借りようとしますが断られるのね。以前に伐採業者が山を裸にし、洪水によって町が破壊されたことで伐採業者を憎んでいたためなんです。それでも森林の伐採を始めたジムでしたが、ローラを想っている牧場主のクレイ(ライル・ベトガー)が運搬用の道路をダイナマイトで封鎖したことからモンティは強硬策に出て……
杜撰な内容でシラケました。牧場主に断られたジムがどうやって馬を調達したのかわかりませんし、いつのまにかジムとローラが愛しあうようになっているし、おまけに取ってつけたようなラスト。主演のアラン・ラッドは齢のせいか溌剌としたところがなく、ジーン・クレインも魅力なく、凡作以下の出来で〜す。