勇者というには

nostalji2018-02-22

録画していた『ゴッド・オブ・ウォー 導かれし勇者たち』(2010年/監督:クリストファー・スミス)を観る。劇場未公開の歴史アクションです。
ペストが蔓延している1348年のイングランド、修道士のオズマンド(エディ・レッドメイン)はウルリク(ショーン・ビーン)たち教会に雇われた7人の兵士を深い森と湿地に閉ざされた村への道案内をします。その村は黒魔術によってペスト患者が一人も出ていないと噂されていたのね。山賊の襲撃をかわし、やっと村にたどり着きますが……
魔女裁判や黒魔術といった中世キリスト教の暗黒面をテーマにしており、全体的に陰鬱な作品です。宗教色が強く、後味も悪く、私の好みじゃありません。“7人の勇者たちよ、ネクロマンサーを征伐し世界を救え!”の惹句に騙されたァ。