身近な危機だが

nostalji2018-02-23

録画していた『ポンペイ2014』(2014年/監督:ベン・デマリー)を観る。旅行中の一家がベスビオ火山の噴火に捲き込まれる劇場未公開のパニック映画です。
リン(ジェイ・キャッスルズ)とミカエラ(ジョージナ・ビードル)の母娘がポンペイ観光中にベスビオ火山が噴火します。火山に詳しいミカエラがツアーで一緒の観光客を誘導して避難。ナポリで商談中だった元特殊部隊の隊長だったミカエラの父(エイドリアン・ポール)がNATO軍のヘリを奪って救出に行きますが……
世界的火山噴火の異状を伝えるガラパゴスでの火山噴火に始まり、古代都市ポンペイの伝説が現代によみがえるベスビオ火山の大噴火へと展開していくんですな。火山弾を避けて地下室へ、溶岩流から守るためにビルの屋上へ、火山灰が降りそそぐ中をヘリで救出と、リアリティのない安っぽいCG映像が展開しますが、避難者の中に、この手の映画の定番であるオバカキャラがいなかったのが良かったです。内容はともかくとして、火山大国に住む私たちにとって噴火パニックは現実感がありま〜す。