続きで

nostalji2018-04-05

録画していた『UKコネクション 後編:狂気と破滅』(2016年/監督:ザカリー・アドラー)を観る。実在のギャング兄弟を描く劇場未公開犯罪アクションの後編です。
ロニー(サイモン・コットン)が出所し、強盗・恐喝・暴行などの犯罪を繰り返し、クレイ兄弟は裏社会の帝王になります。政治家や弁護士を利用し、ビジネスの才能を発揮するレジー(ケヴィン・レスリー)はフランシス(ジョシュ・マイヤーズ)と結婚して堅気の道を探りますが、敵対するリチャードソン一家と血と血で洗う抗争が勃発し……
一本調子でメリハリがないのでアクションシーンがあっても退屈します。兄弟たちとは最初からの仲間で暴力を好まないディッキ役のフィル・ダンスターがいい味を出しており、厚みはありませんが接待ガール役のアレクサ・モーデンとの関係も情感あって良し。終盤、兄弟たちの形勢が悪くなってからの処理に緊迫感がなく、ギャング映画としての面白さはありませ〜ん。