続いて

nostalji2018-06-08

友人に送ってもらった『多羅尾伴内・戦慄の七仮面』(1956年・東映/監督:松田定次&小林恒夫)を観る。“七つの顔の男”が拳銃密輸団と戦う物語です。
3人組の銀行強盗が捕まり、彼らが持っていた拳銃が新品だったことから、多羅尾伴内片岡千恵蔵)は背後に大掛かりな拳銃密輸組織があると推理します。人を殺して逃げるヤクザ男(南原宏冶)を助けた片目の運転手は、男の持っていた拳銃が拳銃密輸団から流れたものであることを発見し、すり替えるのね。男は謎の女(花柳小菊)に誘き出され、ホテルの一室で自殺に見せかけて殺されます。拳銃密輸団の黒幕(薄田研二)は、ヤクザ(柳永二郎)組織を使って男の妹(田代百合子)と母親(千石規子)を狙いますが……
七つの顔の男は、片目の運転手・多羅尾伴内・ヤクザ者・老保険勧誘員・船長・中国の大富豪・藤村太蔵に姿を変えて邪悪の根源を壊滅します。前作に続いて、この作品も題名が適当ですな。余計なことは考えず、頭を空っぽにして楽しむ作品で〜す。