今週のテレビは

nostalji2018-06-17

サッカー・ワールドカップが開幕。いつもは各局とも大騒ぎするのですが、今年は意外と静かです。これまでの試合ぶりで期待感がないみたいですね。だけど、予想外の結果が出るかもしれないよ。
今週は、BSプレミアムの『鳴門秘帖(全10回)』が最終回。見返りお綱役の野々すみ花が抜群に良いです。NHK総合では、『そろばん侍 風の市兵衛』を放送中。主人公の市兵衛(向井理)をつけ狙う女剣士役の山本千尋の殺陣から目が離せません。
先週は野球中継で殆ど放送のなかったBS12トゥエルビの時代劇『達磨大助事件帖』が今週はちゃんと放送されますね。『達磨大助事件帖』は、テレビ朝日で1977年10月13日〜78年5月11日に放送(全29回)されましたが、私は1回も観ていなかったんですよ。『遠山の金さん捕物帳』『伝七捕物帳』などでお馴染みの中村梅之助が主演しており、彼が歌う主題歌レコードも持っていて、気になって観たのですが、これが結構面白いんですな。
主人公の達磨大助(中村梅之助)は南町奉行所の御用部屋同心。上司(小島三児)からは“昼行燈”と馬鹿にされていますが、奉行(鈴木瑞穂)からは絶対の信頼を得て秘密裏に事件を捜査。配下は、牢番の辰吉(山崎竜之介)・密偵の仙太(鈴木慎)・忍者のお柳(和田幾子)の三人。山崎竜之介・鈴木慎・和田幾子は前進座の役者で、テレビでは殆ど見ることのない顔です。庶民の事件から大掛りな陰謀まで、事件の幅が広いのが特徴。
画像は、『達磨大助事件帖』のレコードジャケット。A面は主題歌「達磨音頭」で、B面は挿入歌「夜明けまで」(まだ番組中で聞いたことがない)ですが、はっきり言って中村梅之助の歌は下手くそ。時代劇の主題歌を集めたCDのどれにも収録されていないのがわかります。欲しがる人のいないレアなレコードを持って喜んでいる私は、♪〜めでたいなぁ、めでたいなぁ〜