感情移入できそうで

nostalji2018-06-23

録画していた『ジーサンズ はじめての強盗』(2017年/監督:ザック・ブラフ)を観る。真面目に生きてきた老人3人組が、突然の年金打切りに怒り心頭して銀行を襲う犯罪コメディです。
ジョー(マイケル・ケイン)・ウィリー(モーガン・フリーマン)・アル(アラン・アーキン)は同じ職場で40年間働いた親友3人組。定年後は年金生活を送るはずでしたが、会社が買収され、銀行に債権が押さえられ、一方的に年金が打ち切られてしまいます。おまけにジョーは住宅ローンの金利アップにより自宅差し押さえの危機に直面。たまたま銀行強盗の手際の良さを目撃したジョーは、ウィリーとアルに銀行強盗を持ちかけます。ギャングのヘスース(ジョン・オーティス)の指導を受け、銀行強盗に何とか成功しますがFBIのヘイマー捜査官(マット・ディロン)に目をつけられ……
強盗してハッピーエンドというのは道徳的に問題があるかと思いますが、好きですねェ、こんな映画。嫌味で意地悪な爺さんでなく、愛すべき爺さんというのが良いです。目撃した子どもも味方になって当然。アリバイ作りのトリックもしっかりしており、手抜きがなくて合格。上記3人以外にも、ボケ老人役のクリストファー・ロイドや色気ムンムンの婆さん役でアン・マーグレットが出演しており、皆楽しんで演じている感じで嬉しいで〜す。