マンガの次は

nostalji2018-06-29

W杯の日本対ポーランド戦を観る。0−1で負けたものの、セネガルがコロンビアに負け、勝ち点は同じでもフェアプレーポイントで勝ち、決勝トーナメント進出。恥ずかしながら、フェアプレーポイントというのを初めて知りました。それにしても、最後の10分間は他人任せの賭けでしたね。セネガルが同点にする恐れだってありましたからね。戦術かもしれませんが、最後の10分間は誉められたものではありません。ブーイングが出て当然!
友人に送ってもらった西部劇『大荒原』(1957年/監督:ゴードン・ダグラス)を観る。南北戦争直後のカンザスを舞台にした作品です。
テキサスの牧場主たちとミズーリ州の鉄道駅まで牛を運んできたモーガン(アラン・ラッド)でしたが町のボスであるブロッグ(アンソニー・カルーソ)に安く買いたたかれます。酒を盗もうとして捕まり、リンチされそうになったアル中のジャガーエドモンド・オブライエン)を救ったモーガンは二人でカンザスへ。カンザスの農場主ジョンソン(ジョン・クオウルン)と知り合ったモーガンは、有能な土木技師だったジャガーのアル中を治し、カンザスの麦とテキサスの牛を運ぶ鉄道を誘致しようと考えます。ジャガーの妹ヘレン(ヴァージニア・メイヨ)の婚約者ドレーパー(ドン・キャッスル)は鉄道会社の重役で、モーガンはドレーパーにカンザスまでの鉄道延長を承諾させますが、ブロッグ一味が彼らの計画を妨害しようと……
町と鉄道の建設と、悪党たちの妨害という本筋に入るまでが長く、悪党たちとの対決に盛り上がりが欠けます。悪党のボスがアンソニー・カルーソでは貫禄不足。酒場で歌う(「I Leaned on a Man」)シーンはあるものの、ヴァージニア・メイヨの魅力も今イチです。晩年の西部劇と比べると、アラン・ラッドの動きは悪くありませんが、まアどうにか見ていられる程度で〜す。