未来は

nostalji2018-07-11

録画していた『ウインター・ドリーム氷の黙示録』(2016年/監督:ジョーイ・カーティス)を観る。氷河期となった未来を舞台にしたSFアクションです。
地球は氷で覆われ、人類は地下で暮らしていますが、労働者として作られたレプリカントが反乱して地上へ脱走。妊娠中の妻を殺された特殊部隊の隊長ビショップ(ポール・シドゥ)は、トレイジャン将軍(ブラッド・ポッツ)の命令で、部隊を率いて反乱指導者のASH393(ブランデン・コールズ)を追跡します。氷の大地で隊員はASH393に次々に殺され、一人生き残ったビショップはASH393と対決。しかし、ASH393から反乱の真相と、妻が反乱鎮圧の名目でトレイジャン将軍の兵士に殺されたことを知らされ……
ブレードランナー』のヒット以来、レプリカント物が色々出てきましたが、殆どが哲学的・観念的な言葉と雰囲気だけの作品ですな。これもその一つ。最初は単純な戦闘アクション映画と思ったのですが、途中から氷の大地で生き抜くインディアン(寒すぎて人間が住めない死の世界というのに“何じゃコリャ”)が出てきたりして変な方向へ。無駄に難しい話をして、支離滅裂になります。いろんな物を無理やり詰め込んだダメ作品で〜す。