本家だが

nostalji2018-07-19

録画していた『エイリアン:コヴェナント』(2017年/監督:リドリー・スコット)を観る。『プロメテウス』の続編で、“エイリアン”シリーズの原点を描くリドリー・スコットのSFホラー。
人類初の大規模な宇宙への移住のため入植者2000人(冷凍冬眠中)を乗せた宇宙船コヴェナント号が航行中に事故に見舞われます。アンドロイドのウォルター(マイケル・ファスベンダー)によって冬眠から覚めたダニエルズ(キャサリン・ウォーターストン)たちクルーは、謎の無線をキャッチし移住可能と思われる発信元の惑星を探査。謎の生命体によって窮地に陥った一行の前に、前作『プロメテウス』でエリザベスと一緒に消息を絶ったアンドロイドのデヴィッド(マイケル・ファスベンダーの二役)が現れ……
映像的には優れているところもあるのですが、内容は今イチ。主人公を初めとする登場人物のキャラ設定が弱いですね。エイリアンの恐怖も第1作目や第2作目には遠く及ばず、CGによる造形も薄っぺらい感じがします。アンドロイドに哲学的な話をさせたりして、SF大作志向が見え見えね。この手の映画は思想など必要なく、映画テクニック(視覚効果・音楽など)を駆使した濃厚なサスペンスだけがあれば充分で〜す。