海外ドラマから

nostalji2018-07-29

ダビングして持って来たWOWOWの海外ドラマ『サルベーション−地球の終焉−』のシーズン1(全13話)を観了。小惑星が地球にぶつかる危機に対して、色々な問題が出てくる中、どう対応していくかの物語です。
天文物理学を学ぶ天才青年リアム(チャーリー・ロウ)は、小惑星サムソンの6ヶ月後地球衝突を発見。かねてから隕石落下の危機を唱えていたIT業界の天才科学者であり大富豪のダリウス・タンズ(サンティアゴカブレラ)に相談します。ダリウスは国防総省の副長官ハリス(イアン・アンソニー・デイル)と報道官グレース(ジェニファー・フィニガン)にその事実を伝えますが、国防総省は既にそのことを知っており、衛星探査機によるサムソン破壊を計画。しかし、ハッカー集団レジストによって探査機がハッキングされ失敗します。ダリウスは重力トラクターによってサムソンの軌道を変えようと考えますが、それにはEMドライブという推進装置が必要なのね。ロシアのスパイなどの暗躍がありましたが、リアムの研究でEMドライブを完成し、重力トラクターの打ち上げに成功。しかし、重力トラクターは大統領を暗殺してクーデターを起こそうとしている組織にサムソン破壊のプログラミングがされており、粉々になったサムソンは無数の隕石となってロシアや中国に降り注ぐことがわかります。ロシアはアメリカが隕石兵器を研究していることを知っており、ダリウスとグレースの活躍で一度は誤解が解けたものの、レジストの陰謀でロシアからミサイルが発射され……
最終的にはクーデター組織の計画は潰すものの首謀者は逃亡。重力トラクターのサムソン破壊のプログラミングは解除されるもののサムソンの軌道を変えるための新たな難題発生。ダリウスが重力トラクターと並行して進めていた選ばれた人間を宇宙に避難させる箱舟計画も明るみに出ます。そして、発射されたロシアのミサイルは果たして…、ということで次シーズンへ。アメリカ以外、小惑星の地球衝突をどこの国も気づかない等、ツッコミどころの多い内容ですが、毎回のサスペンスの盛り上げ方がうまく楽しめました。シーズン2に期待で〜す。