続いて

nostalji2018-08-23

録画していた『予兆 散歩する侵略者 劇場版』(2017年/監督:黒沢清)を観る。昨日の作品のアナザーストーリーとして、WOWOWで全5話の連続ドラマとして放送されたものを140分に編集して劇場公開したものです。
山際悦子(夏帆)は、家に幽霊がいると言う同僚のみゆき(岸井ゆきの)を、夫・辰雄(染谷翔太)が勤める病院の心療内科に連れて行きます。みゆきには家族という概念が欠落していることが判明。病院で辰雄から真壁(東出昌大)という新任外科医を紹介された悦子は、真壁に違和感を抱きます。やがて、真壁と常に行動する辰雄の様子がおかしくなり……
監督が同じなので、感想も昨日と同じです。おまけに、ドラマを観ていないので、解らないところが多かったです。主人公の悦子から宇宙人は概念を奪うことができないのですが、その理由がわかりません。真壁の他に、悦子の上司の妻が宇宙人なのですが、彼女がどうなったのか不明。少なくとも侵略サスペンス映画の態は成しておらず、どんな映画にするのかもはっきりしていない、そんな作品で〜す。