昭和の郷愁

nostalji2018-09-01

さくらももこ(53歳)さんが先月15日に亡くなる。私にとって日曜日の夕方は、夕食しながら、『笑点』→『ちびまる子ちゃん』→『サザエさん』を見るテレビタイム。片付け事がズレ込んだり、急ぎの用ができたりして、『笑点』や『サザエさん』を見ないことは結構あるんですが、『ちびまる子ちゃん』は真ん中ということもあって見る機会が多いんです。時代設定が1975年前後で、懐かしさもありましてね。私は社会人だったので、ちびまる子ちゃんの学校生活とはリンクしないのですが、当時の出来事やちびまる子ちゃん一家の家庭生活は身近に感じましたよ。
サザエさん』も昭和を感じることができるのですが、アニメより新聞掲載の4コマ漫画ね。本日の朝刊朝日の別刷beの「サザエさんをさがして」は、1958年9月1日掲載の“9月1日”。二学期が始まり、夏休み慣れが抜けずに寝坊したカツオが、サザエさんにタクシーで学校へ送ってもらう内容。タクシーの初乗り運賃が70円だったんですねェ。タクシーに乗るのは贅沢なことで、サザエさんが目をつり上げているのが解ります。
しかし、私が最も昭和を感じる漫画は『三丁目の夕日』です。『三丁目の夕日』が描く昭和30年代は、戦争の傷痕が薄らぎ、貧しいながらも社会全般が未来への希望を実感できる時代。『三丁目の夕日』に出てくるキャラクター、風物、出来事などは、団塊の世代が確実に持っていたもの。最も郷愁を感じることができる世界で〜す。