韓国時代劇から

nostalji2018-09-08

BS−TBSの『逆賊−民の英雄ホン・ギルドン』(全30話)を観了。朝鮮王朝・燕山君の時代に、悪を叩き、庶民のために戦う義賊ホン・ギルドンの活躍を描いた物語です。
ホン・ギルドン(ユン・ギュンサン)は奴婢の子として生まれ、幼い頃に母を亡くしますが、奴婢ながら知恵者の父アモゲ(キム・サンジョン)の影響をうけ、真っすぐな心の青年に成長。コンファ(イ・ハニ)とガリョン(チェ・スビン)という二人の女性に慕われますが、コンファは立身出世のためにギルドンと別れ、チャン・ノクスと名前を変えて王宮に入り、燕山君(キム・ジソク)の寵愛を受けます。燕山君の暴政に耐えかねたギルドンは、苦しむ民衆のために王と対決。燕山君の政権崩壊へと導いていくのです。
ホン・ギルドンはこれまで何度も映像化されている韓国では誰もが知っている英雄。元ネタは光海君時代に書かれたホ・ギュンの小説。そういえばホ・ギュンを主人公(チェ・ジェソン主演)にしたドラマもありましたな。朝鮮王朝実録に燕山君6年(1500年)にホン・ギルドンなる匪賊が逮捕されたという記述があり、今回はその史実と伝説を組み合わせてドラマ化していました。史実は結果だけで、あとは100%フィクションね。ハッピーエンドのラストは気分爽快です。これで、現在放送中で未見の韓国時代劇はなくなりましたァ。