久方振りのフランス映画

nostalji2018-09-27

録画していた『キラー・セッション』(2017年/監督:エリック・ヴァレット)を観る。殺し屋たちの死闘を描いたアクションスリラーです。
取引現場の現れた謎の男(トメル・シスレー)にコロンビア麻薬組織の男たちが全員殺され、激怒したコロンビア組織は犯人捜しのために凄腕の殺し屋(テレンス・イン)を派遣します。謎の男は逃走中の殺し屋で、たまたま現場に遭遇しただけ。男は負傷した傷の治療のため農家に侵入、家族3人を人質にとりますが……
農家の主人が黒人だったために、一家は黒人差別主義者から嫌がらせを受けており、その1人が殺しの現場を目撃。殺しの犯人を捜していた殺し屋は目撃者を拷問して殺します。差別主義者は農家の黒人が仲間を殺したと思い農家へ。ラストは謎の男、差別主義者、殺し屋、さらには警官までが加わって銃撃戦になります。残虐な拷問も平気の平左、邪魔者は警官だって殺していくテレンス・インが存在感を出しています。主人公が活躍するのは最初と最後だけね。あとは人質の少女との交流。出来そのものは悪くないものの、かつてのフランス映画にあった、音楽や映像にみられる、独特の雰囲気が全然感じられませ〜ん。