次はベトナム

nostalji2018-10-02

録画していた『ソード・オブ・アサシン』(2012年/監督:ヴィクター・ヴー)を観る。皇帝殺しの罪で処刑された一族の生き残りが、一族の名誉を回復するために悪と戦う劇場未公開のベトナム武侠映画です。
皇帝殺しの罪で一族が処刑されたグエン・ヴーは、ただ一人生き残り、寺へ逃れます。僧侶に武術を鍛えられ、12年後、事件の真実を突き止めるために都へ。宮廷に忍び込んだヴーは、家族を殺されて皇后に復讐しようとしている女剣士スアンと出会います。二人は皇帝殺しに皇后が関係していること、皇后があらゆる手段で探し出そうとしている“血で書かれた手紙”で真相がわかることを知りますが……
ワイヤーアクションにしろ、殺陣にしろ、香港映画の影響をもろに受けていますね。セリフがベトナム語でなければ中国武侠映画だと思いますよ。女優は美人なんですが、男優はイモ兄ちゃん。「復讐だけでは争いは終わらない」と主人公が悟るのは、最後まで殺しあわなきゃすまない中国や韓国と違うところで〜す。