今度はマカロニ

nostalji2018-10-18

マカロニDVDの『待つなジャンゴ引き金を引け』(1967年/エドアルド・ムラルジア)を観る。劇場未公開のイタリア製西部劇です。
父を殺され、馬の代金10万ドルをメキシコ山賊のナヴァロ(シーザー・オヒナガ)に奪われたジャンゴ(ショーン・トッド)は、父の仇討ちと金を取り戻すためにナヴァロを追います。バリカ(ペドロ・サンチェス)というメキシコ人が仲間になり、ナヴァロに復讐。ナヴァロの黒幕アルヴァレス(ジーノ・ブッツァンカ)が手下に命じてジャンゴを襲わせますが返討ちにあい、殺し屋ホンド(ビリー・ジャクソン)一味を雇います。ホンドはジャンゴの叔父を殺し、妹(ラーダ・ラシモフ)を誘拐。妹を人質にしてジャンゴを誘き寄せようとしますが、アルヴァレスが約束の金を払わないのでホンドはアルヴァレスを殺害。妹救出にきたジャンゴはホンドと対決し……
悪党たちがあっという間に倒されていき、次々に敵が替わっていきます。とにかく撃たれてコロコロ死んでいくので緊張感なし。やたらと殺しまくる悪党とか、何発撃っても弾切れしない拳銃とか、内容は誉められたものではありませんが、マカロニらしさにあふれています。主演のショーン・トッドはどことなくアンソニー・ステファンの仕草に似せたところがありますが、ステファンのような独特な存在感はありませ〜ん。