続いて

nostalji2018-10-19

マカロニDVDの『ガンマン牧師』(1970年/レオン・クリモフスキー)を観る。劇場未公開のイタリア製西部劇です。
ミラー・コルト(ガイ・マディスン)は、かつて名うての賞金稼ぎでしたが、謝って子供を撃ったことから牧師になり、教会を建てるためにドノバン(リチャード・ハリソン)が保安官をしている町にやってきます。強盗団が町の銀行を襲撃し、住民はミラーを犯人一味と疑いますが、ドノバンはミラーの無実を信じて釈放。ミラーは犯人一味を追跡し、強盗団に襲われている幌馬車隊を援護し、古い砦に逃げ込みます。メスチソ(エンニオ・ジロラーミ)率いる強盗団に砦は包囲され、ミラーは幌馬車隊の連中と砦の防御にあたりますが……
強盗団の狙いは、幌馬車隊長(アルフォンソ・ロハス)が運ぶ南軍金庫で、砦の攻防戦が物語の中心です。砦での幌馬車隊の人間関係がダラダラ展開し、主人公のトラウマもあまり意味を持たず、はっきり言って退屈。裸の女が主人公にすり寄ってくる物語とは全然関係ないタイトルシーンだけが魅力の作品で〜す。