前半終了

nostalji2018-10-26

友人に送ってもらったテレビ西部劇『ブロンコ(シーズン2)』の9話と10話を観る。
#9「Shadow of Jesse James(ジェシー・ジェームスの影)」は、ブロンコ(タイ・ハーディン)がジェシー・ジェームスを追う物語。南北戦争時の上司で、今は連邦保安官になっているシェルビー(ウィリアム・フォレスト)からブロンコは、西部を荒らしまわっているジェシー・ジェームス(ジェームズ・コバーン)逮捕の要請をうけ、ベル・スター(ジョアナ・クーパー)のところにいる親友のコール・ヤンガー(リチャード・クーガン)を訪ねます。ジェシーと手を切るように勧めるのね。ベルとの結婚を考えていたコールは堅気になる決意をしますが、ジェシーが現れて最後の仕事として元手稼ぎのため弟たちと銀行襲撃に加わります。ベルが、ジェシーたちが襲う銀行をブロンコに知らせますが、それはジェシーが流した嘘の情報。ジェシーのノースフィールドの銀行襲撃を知ったブロンコは、襲撃に失敗して傷を負ったコールの自首につきそいます。コール・ヤンガーが主人公のような内容ブロンコは狂言回し的役割。悪く描かれることのないジェシー・ジェームスが、このエピソードでは誰彼なく撃ち殺す凶悪犯として描いていたのが面白かったです。
#10「Masquerade(十代の怒り)」は、反抗的な少年たちをブロンコが正しい道に導く物語。3人の少年と1人の少女が駅馬車を襲おうとしていたのを未然に防いだブロンコは、彼らが町の有力者たちの子どもで、親に一人前に扱ってもらえない不満を持っていることを知ります。無法者に憧れる彼らを改心させるため、ブロンコは保安官に協力してもらって無法者として彼らと接触。真面目に働くことで疑いの目をそらせることができると、彼らが望む仕事につかせます。自分の好きな仕事で皆から認められることに歓びを感じるようになるんですな。これだけでは西部劇として面白くないんで、25万ドルの金塊強奪事件を絡めて描いていま〜す。