本日も

nostalji2018-10-31

友人に送ってもらったテレビ西部劇『ブロンコ(シーズン2)』の15話と16話を観る。
#15「Montana Passage(モンタナへの道)」は、お尋ね者になったブロンコ(タイ・ハーディン)が無実をはらすために向かう船旅での物語。殺人犯のお尋ね者となったブロンコは、ワイルド・ビル・ヒコックの決闘で死んだと見せかけて、真犯人のいるバーミリオンに向かうリバーボートに乗り込みます。船中という閉ざされた空間でのマリ・ブランチャードやレックス・リーズンなどの客同士の物語が中心。インディアンの襲撃もあって、『駅馬車』の焼き直しといった感じです。
#16「Legacy of Twisted Creek(トゥイステッド・クリークの遺産)」は、勇気を失った騎兵隊司令官をブロンコが甦らせる物語。アパッチの居留地管理官が戦闘的な若いアパッチのチャーに殺され、ブロンコは騎兵隊長のアリソン大佐(カールトン・ヤング)に犯人逮捕を要請しますが、アリソン大佐はアパッチとの抗争を怖れて積極的に動こうとしません。アリソン大佐は、かつてトゥイステッド・クリークでのアパッチとの戦いで一人生き残った勇者でしたが、その時のことがトラウマになって臆病になっていたのね。ブロンコは正式な裁判を受けさせることを酋長(リチャード・ヘイル)に約束して、岩山に隠れているチャーを逮捕。しかし、白人との戦いを望む酋長に反抗的なイエロー・ムーン(ヘンリー・ブランドン)や、アパッチとの戦いを望む悪徳不動産屋(ジョン・アンダーソン)がチャーの命を狙います。ブロンコの言葉で勇気を取り戻したアリソン大佐は不動産屋を逮捕し、蜂起したイエロー・ムーン一派を討って事件解決です。好戦的なインディアンは悪いインディアンという、白人に都合のよい設定で、私は気に入りませ〜ん。