打切りにしても

nostalji2018-12-25

海外ドラマ『サルベーション2−地球の終焉−(全13話)』を観了。小惑星サムソンが地球へ迫りくる中、ハッカー集団“レジスト”がハッキングしたロシアのミサイルがアメリカ本土へ。というのが、シーズン1のラストでした。
ミサイルは核爆発せず、カンザス州の農地に落下。“レジスト”は、地球に小惑星が迫っていることを世界中に発表し、衛星に積んだ核ミサイルを盾に小惑星対策の拠点としてダリウス・タンズ(サンティアゴカブレラ)が所有するタンズ・インダストリーを要求し、世界有数の科学者からなる対策チームを招集します。ダリウスの部下リアム(チャーリー・ロウ)も召集され、“レジスト”のアリシア(メリア・クライリング)に協力して太陽光を反射させてサムソンの軌道を変えるソーラーセイルを開発。
マッケンジー大統領(トヴァ・フェルドシャー)はパニックに陥る人々を収め、“レジスト”と対抗するためにダリウスを副大統領に任命。ダリウスは副大統領の権限を利用して、鉄製の装弾筒を撃ちこんでサムゾンの軌道を変えるレールガンを開発。
クーデター騒ぎの後、マッケンジーは暗殺され、ダリウスが大統領になります。世界を金で支配する組織“Q−17”のリーダーで、ダリウスの叔父であるニコラス(ジョン・ノーブル)は、ダリウスを自分の支配下に置こうとしますが失敗。ソーラーセイルもレールガンもサムソンに命中せず、軌道を変えることができず、ニコラスはダリウスが最後の手段で進めていた箱舟サルベーションを奪って地球を脱出。ダリウスはレールガンの失敗アは計算誤りでなく、サムソン自体が軌道を変えたことに気づき、地球に衝突しないことを確信します。サムソンは地球に衝突せず宇宙空間に停止。サムソンは小惑星じゃなかったんですね。
問題が発生し、何とか解決したら別の問題が発生するという展開で物語が進んできたのですが、最終話まで同じ。打切りを想定したドラマ作りをしていないので、悪党は宇宙へ行ったままだし、惑星でないとしたら何なのかわからず、消化不良のまま終わりです。視聴率が悪いと、これまで観てきた視聴者など考慮せず、バッサリ打ち切るのは米ドラマの悪いところで〜す。