録画していた特番『アシガールSP』を観る。昨年土曜時代劇で放送された『アシガール』の続編です。女子高生・唯(黒島結菜)が戦国時代にタイムトラベルしてイケメンの若君・忠清(伊藤健太郎)に恋するというラブコメ時代劇。森本梢子のマンガが原作で、バカバカしくて韓国時代劇みたいですが、韓国時代劇と違って登場人物が爽やかで、見ていて嫌な気分にならず、愉しめるドラマでした。
でもってSPですが、前作で忠清と一緒に暮らすつもりで戦国時代に残った唯でしたが、織田家の相賀(西村まさ彦)に攻められて唯は現代に戻ってきます。しかし、郷土史家(正名僕蔵)から忠清が自決したと教えられた唯は、忠清を救うために再び戦国時代へ……
短刀型タイムマシンは唯が現代に戻った時に使用限度がきて使えなくなり、天才発明家の唯の弟が新しく作るには時間が足りません。そこでどうするかというと、未来の弟が新しい短刀型タイムマシンを作って現代の送ってくるんですね。“バック・トゥー・ザ・フューチャー”的発想ですな。タイムトラベルとしては面白い設定です。前作の連続ドラマと比べると全体的に薄味。
石黒賢、ともさかりえ、イッセー尾形など傍役陣の良いのですが、主演の黒島結菜は前作と比べて天真爛漫さが薄れた感じです。少女も1年経つと身体的変化が出てきますなァ。伊藤健太郎は、『LIFE!SP 忍べ!右左エ門』にも出演していましたが、表情が少し乏しい気がします。殺陣の動きはよく、時代劇にむいているので今後に期待で〜す。