日曜日といえば

朝日新聞デジタルの会員1393人による“忘れられない大河ドラマ”のアンケートが出ていた。1位『篤姫』、2位『真田丸』、3位『独眼竜政宗』、4位『龍馬伝』、5位『軍師官兵衛』、6位『八重の桜』、7位『新選組!』、8位『利家とまつ~加賀百万石物語~』、9位『赤穂浪士』、10位『天と地と』という結果。大河ドラマは、1963年の『花の生涯』に始まり、昨年の『西郷(せご)どん』まで57本ありますが、上位に入っているのは22世紀になってのものが殆ど。それでも20位までみると昭和の大河25本のうち、『独眼竜政宗』(昭和最後の大河)、『赤穂浪士』、『天と地と』、『樅ノ木は残った』(12位)、『国盗り物語』(14位)、『黄金の日々』(16位)、『太閤記』(18位)、『風と雲と虹と』(19位)、『おんな太閤記』(20位)がランクインしています。記憶に新しいものと、初めて観て強く印象に残ったものとに分類できそうです。
私にとっての忘れられない大河といえば、やっぱり初期のもので、『赤穂浪士』や『太閤記』になりますね。『赤穂浪士』はテーマ曲もインパクトがありました。『風と雲と虹と』とのテーマ曲も忘れられません。主演の加藤剛がテーマ曲に歌詞をつけて歌ったレコードは割りと知られているんですが、村田英雄も歌っているんですよ。LPからダビングした私家盤CDで大河主題歌を聴いていますが、1981年までの『おんな太閤記』までね。それ以後のものは、CD『大河ドラマ名曲集』で補っていますが、抜けているものがかなりあります。
ちなみに、私家版『大河主題曲集』はココへ⇒http://jiteki.harisen.jp/pcd2/nhktaiga.htm

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ところで、今年の大河『いだてん』を観ているのですが、主人公の金栗四三中村勘九郎)が足袋を履いて走っているシーンがあり、一緒に見ていたカミさんが「私たちも小学校の運動会の時、足袋で走ったわね」と言うんですが、私には運動靴の記憶しかありません。私とカミさん同い齢。気になって調べてみたら、はだし足袋とのこと。親指とその他の部分に分かれていて足袋のようなつくりの履物。親指とその他の部分の分かれ目、すなわち指の股が食いこんで痛くなったり、生地も薄くてジャリ石の上を歩くときは足の裏が痛んだと、すこぶる評判が悪いんですな。はだし足袋を義務づけていた学校もあったようで、これって金栗四三の教えが戦後の運動会まで影響を与えたんですかね。地域差があって、はだし足袋を使わなかった私としては、経験してみたかったで~す。