巨獣の次は狼人間

録画していた『シャドウ・リベンジ』(2019年/監督:ディアゴ・メスキッタ)を観る。大統領選挙に絡んで狼人間が暗躍する劇場未公開の異色サスペンスです。
EUが崩壊しEF(欧州連邦)が誕生した2022年、暫定大統領シャーマンの選挙対策委員長ハリーが殺されます。ハリーの姪で探偵のクリスティ(シャーロット・ベケット)が捜査を開始。ハリーとクリスティは狼人間で、ハリーを殺したのは同じ狼人間とわかります。クリスティはシャーマンの妻パトリシア(リンジー・ローハン)からシャーマンを大統領にしたくない何者かが黒幕にいると告げられますが……
異色であっても出来は最低。ミステリーを気取ったストーリーは陳腐だし、スタイリッシュを気取った演出は見ていてイライラします。おまけに役者はダイコン。続編を意識したようなラストも気に入りません。今年観た中ではワースト1で~す。

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画像は、大統領夫人役のリンジー・ローハン。事件の黒幕で正体はヴァンパイア。影で大統領を操っている狼人間に代わって、自分が大統領になって世界を支配しようとしているんですな。