久しぶりに西部劇

ブックオフでゲットしたレンタル落ちと思われる西部劇DVD『テキサス・レンジャー』(2009年/監督:アラン・チャン)を観る。
東部から父の牧場に帰って来たエリン(ハンナ・ハーグ)は、牧場が悪徳銀行家モティマー(ロン・E・ハリス)の取り立てにあっていることを知ります。馬を売って借金返済しようとしていた父は、モティマーの手下に襲われて重傷。馬も奪われます。弟が鉱山の給料を運ぶ馬車を襲いますが失敗。様子を見ていたモティマーの手下が金を横取りします。エリンは事件の調査にきたテキサス・レンジャーのフリント(アダム・ハーゲンバック)と仲良くなり……
モティマーは金だけでなくエリンも狙っているのですが、ロン・E・ハリスは悪党の親玉とはとても思えない貧相な役者で、これだけで興覚め。モティマーの手下たちも、馬に乗れるというだけで集めてきたようなオッサンばかり。ぬるいアクションで、素人の西部劇ゴッコですよ。やたらドンパチするものの、ダラけた演出で退屈なだけです。これほど酷い西部劇は、めったにお目にかかれませ~ん。

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