今週の訃報

女優の京マチ子(95歳)さんが12日に亡くなる。大女優の京マチ子さんですが、リアルタイムで観ている作品が少ないこともあって、映画での印象はあまり強くありません。私にとっては、“必殺”シリーズね。『必殺仕舞人』『新必殺仕舞人』『必殺仕切人』の3作品です。
必殺仕舞人』は、鎌倉にある駆け込み寺・法然寺の命を受け、旅の途中で“女の恨み”を晴らすという設定で、金で頼みをきく裏稼業の“仕事人”と違って、“仕舞人”は法然寺直属の“超法規的救済措置実行部隊”というユニークな設定が特徴。表向きは法然寺の勧進興行を行う民謡踊り手一座で、京マチ子さんは座長の坂東京山。武器は簪です。簪が武器というのは平凡なのですが、敵の首に突き刺す時の艶っぽさが最高。京山と共に殺しを実行するのは、縄に仕込んだ鋼で敵の喉を斬る一座の用心棒の高橋悦史(新では拍子木の縄で絞殺に変更)と、物陰から敵の隙をついて居合斬りする居候の本田博太郎本田博太郎は主題歌「風の旅人」も歌っていました。
必殺仕切人』は、“必殺仕事人”の勇次(中条清)が主役となり、京さんは殺し屋仲間のお国。元は大奥の中臈易者という設定で、筮竹で敵を刺殺します。「卦は凶!お命終わります」の決め台詞は良かったなァ。

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画像は、『必殺仕舞人