アメリカの正義

録画していた『ホース・ソルジャー』(2017年/監督:ニコライ・フルシー)を観る。アメリ同時多発テロの後、最初の反撃作戦に挑んだ陸軍特殊部隊の実話に基づいた戦争アクションです。
2001年9月11日の同時多発テロの翌日、ネルソン大尉(クリム・ヘムズワース)は義憤を感じて最も危険な対テロ戦争の最前線部隊に志願。ハル准尉(マイケル・シャノン)たちを率いて12人でアフガニスタンに乗り込みます。任務は反タリバン軍閥ドスタム将軍(ナヴィド・ネガバーン)に協力して3週間でテロ集団の拠点マザーリシャリーフを制圧すること。空軍による空爆支援はあるものの、険しい山岳地帯を馬で移動し、行く手に立ち塞がる敵の大軍を相手にせねばならず……
主人公たち12人が愛国心の塊でアメリカの正義を象徴しています。絶対的悪のタリバンはかつての西部劇のインディアンのようなもので、主人公たちは騎兵隊。大味な内容ですが、監督のニコライ・フルシーは戦場に赴いたことがあるフォトジャーナリストとのことで、戦場シーンには見るべきところが多々あります。タリバン政権を倒し、2004年には新政府が誕生しましたが、現在でもアフガニスタンタリバン武装勢力と紛争中で~す。

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