妖星ゴラスか

録画していた『アルマゲドン2014』(2014年/監督:クリストファー・レイ)を観る。巨大隕石の地球衝突の危機を描いた劇場未公開のSFパニック映画です。
天文台でバイトしている天才学生が地球に向かってやってくる巨大隕石を発見し、マスターソン将軍(ロバート・ダヴィ)が核爆弾ロケットで隕石破壊を試みますが失敗。それで、バイト学生のアイデアマグニチュード18の地震を起こして地球を動かそうと計画。原子力潜水艦に核爆弾を積んで、スウェード副艦長(ジェイソン・ブルックス)と地球物理学者のマリッサ(ティア・カレル)がその任に当たります。海底火山のある海溝に核爆弾を投下しますが……
核爆弾で隕石すら破壊できなかったのに、地球を動かすとはね。地球の軌道がズレた後の影響を全然考えていない能天気な作品です。登場人物はやたら多く、エピソードも多いのですが関連性なし。チーピーなCG特撮にチーピーな人間ドラマ。ツッ込みどころ満載というより、あまりに適当すぎて開いた口がふさがりませ~ん。

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画像は、往年の悪どさがなくなり、今じゃや太った普通のオジサンのロバート・ダヴィと、科学者なんかよりギャングの姐御が似合うティア・カレル。