再び西部劇

西部劇パーフェクトコレクションに収録されている『消えた地図』(1948年/監督:ジョージ・シャーマン)を観る。愛馬を殺されたうえに殺人犯にされた男が真犯人を追跡する日本未公開作品です。
ニック(ロバート・ヤング)はお産間近の馬を連れ鉱山町に立ち寄ります。移動雑貨屋のルエラ(マーガリート・チャップマン)からお産道具を購入。仔馬は無事生まれますが、探鉱者を殺して金山の地図を奪って仲間割れした男に母馬を奪われ、無理な乗馬で母馬が死にます。ニックは男を射殺。男と仲間割れしたもう一人の男テックス(バートン・マクレーン)の証言で、探鉱者殺害の犯人として保安官に追われます。無実を信じるルエラに仔馬を預け、ニックはテックスを追いますが……
サグロアサボテンの中の追跡劇は西部劇らしくてグッド。だけど、仔馬が心配になって追跡の途中で戻ってきたり、仔馬とロバの愛情物語が展開したりと盛り上がりに欠けます。主演が『パパな何でも知っている』のロバート・ヤングなので、西部男の雰囲気がなく、今イチで~す。

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