好きなジャンルなので

録画していた『ギャング・イン・ニューヨーク』(2018年/監督:ケヴィン・コナリー)を観る。ジョン・トラボルタが製作総指揮・主演した実録犯罪ドラマです。
ニューヨーク・ブロンクスの貧しいイタリア系の家に生まれたジョン・ゴッティ(ジョン・トラボルタ)は、ガンビーノ一家のチンピラでしたが、持ち前の度胸のよさで仲間から慕われ、殺人や麻薬などあらゆる犯罪に手を染めながらのし上がっていきます。1985年、組織のナンバー2だったニール・デラクロスステイシー・キーチ)の信頼を得て、ボスのカステラーノを暗殺し、ファミリーのドンとなり、5大ファミリーのトップに君臨。しかし、彼の派手な行動はFBIの標的にされ……
ジョン・ゴッティはマフィア最後のドンと云われた人物。この作品では、かなり英雄的に描いており、トラボルタだけが御機嫌といった感じで演じています。展開にメリハリがなく凡庸な内容。1960年代までは実在のギャングを扱った作品が数多く作られていましたが、最近は見かけなくなりましたねェ。西部劇と同じで過去の遺物となり、ギャングへの実感がなくなった時代といえま~す。

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