バレー音楽で有名

くるみ割り人形』といえば、チャイコフスキーのバレー音楽とだけ知っていましたが、内容は知らなかったので、録画していた『くるみ割り人形と秘密の王国』(2018年/監督:ラッセ・ハルストレム)を観る。少女が不思議な世界で繰り広げる冒険ファンタジーです。
母を亡くして悲しみの日を送るクララ(マッケンジー・フォイ)は、ドロッセルマイヤー(モーガン・フリーマン)のクリスマス・パーティで、プレゼントを探すゲームに参加。プレゼントは母が遺した卵型の箱を開ける鍵で、それを探して不思議な世界へ足を踏み入れます。そこは、“花の国”“雪の国”“お菓子の国”“第4の国”からなる秘密の王国。亡き母が創りあげた世界だったことからクララはプリンセスとして迎えられ、“お菓子の国”のシュガー・プラム(キーラ・ナイトレイ)から“第4の国”のマザー・ジンジャー(ヘレン・ミレン)よって王国が危機に直面していることを告げられます。クララは、忠実な部下である“くるみ割り人形”兵士のキャプテン・フィリップ(ジェイデン・フォウォラ・ナイト)と一緒にマザー・ジンジャーから箱を開ける鍵を取り戻しますが、それはシュガー・プラムの陰謀で……
冒険を通して少女が成長していき、気まずい関係だった父親とも父娘の絆が結ばれるという、いかにもディズニーらしい作品。ダークな雰囲気はあるものの、笑いを交えて展開していくところは昨日観たロシア映画とは違うところですな。素晴らしいと思うところはありませんが、家族で安心して観ることができる作品です。それにしても、くるみ割り人形の存在が薄いけど、元々こんな話なのかなァ?

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画像は、マッケンジー・フォイキーラ・ナイトレイ、それに護衛兵(くるみ割り人形