昨日に続き

西部劇の友人から届いたDVD『ワイルド・ウエスト 復讐のバラード』(2017年/監督:ジャレッド・モシェ)を観る。アカンタレ老カウボーイの復讐物語です。
上院議員に選出されたばかりのモンタナ州の牧場主エディ(ピーター・フォンダ)は、長年の従者であり相棒のレフティビル・プルマン)と馬泥棒を追っていて何者かに狙撃されます。エディのかつての仲間であったジム(ジム・カヴィーゼル)とトム(トミー・フラナガン)が弔問に訪れ、エディの妻ローラ(キャシー・ベイカー)から、レフティが犯人を追っていることを知らされ、連邦保安官のトムがレフティを捜しに出発。レフティは追跡の途中で、ガンマンにあこがれる若者ジェレマイア(ディエゴ・ジョセフ)と知りあいます。トムもレフティに会い、犯人一味の隠れ家へ。銃撃戦でジェレマイアが重傷を負いますが、エディを殺した一味のボスであるフランクを捕まえます。しかし、今は知事であるジムの部下がフランクに金を渡していたことがわかり……
学問もなく、動きも鈍調で度胸もなく、優しさだけが取り柄という主人公が、相棒の仇を討つという一念で行動する姿が、ビル・プルマンの好演によってこの作品の魅力になっています。ジャレッド・モシェの演出に際立ったところはありませんが、哀愁を感じさせる西部劇で~す。

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