変わったところで

録画していた『トンビルオ!密林覇王伝説』(2017年/監督:セス・ラーニ)を観る。ジャングルの王者が、金儲けのためにジャングルを破壊する一味と戦うマレーシア製アクション映画です。
不思議な力を持って生まれたエジムは、元兵士ポンドロウにジャングルで育てられます。そのジャングルにダム建設のためにやって来た土地会社の一味が立ち退かない村を焼打ち。止めようとしたポンドロウが殺され、エジムは彼らに立ち向かいます。村人たちは彼をトンビルオと呼び……
主人公の母は出産で死に、醜い顔で生まれたのでジェングルに捨てられ、子どもの頃から仮面をつけて暮らしているんですな。土地会社の社長と娘が殺され、娘の婚約者アミルがエジムを犯人と思い、エジムを追跡。社長と娘を殺したのは土地会社を自分のものしようとする黒幕で、エジムとアミルは双子の兄弟とわかり、二人で悪党退治。しょぼいCGや、伏線もなく物語が展開するのはさておき、肉体を最大限に使ったアクションは悪くないです。カンフーともムエタイとも違うので、マレーシアの伝統武術シラットなのかな。未知の国の映画、未知の国のアクションを楽しむのも良いもので~す。

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