ロングバージョンだったので

録画保存したまま放ったらかしていた『カウボーイ&エイリアン』(2011年/監督:ジョン・ファヴロー)を観る。スティーブン・スピルバーグが製作総指揮、ロン・ハワードが製作、そしてダニエル・クレイグハリソン・フォードが共演したSF西部劇です。
19世紀のアリゾナの荒野、記憶を失った男(ダニエル・クレイグ)がアブソリューションの町にやってきます。そこは大牧場主ダラーハイド(ハリソン・フォード)が支配する町。男はお尋ね者のジェイク・ロネガンとわかり、捕まります。ジェイクが護送されようとした時、謎の飛行物体が出現。町を破壊し、住民を連れ去ります。その時、ジェイクの左腕にはまっている奇妙な腕輪が光を発し、一機を撃墜。ダラーハイドはジェイクと、飛行物体の正体を知るという謎の女性エラ(オリヴィア・ワイルド)を連れ、連れ去られた住民を救い出すために未知なる敵を追います。途中で、ジェイクの部下だった無法者集団や、部落民を連れ去られたインディアンが加わり……
劇場公開で観た118分バージョンに対し、今回観たのは18分長い136分バージョン。内容を殆ど忘れていたので、カットされた部分は全然わかりません。せっかく西部劇の世界を舞台に、クライマックスではカウボーイ、無法者、インディアンが協力してエイリアンと戦うのに西部劇らしいアクションに工夫がなく、エイリアンの正体を知る美人宇宙人(オリヴィア・ワイルドね)の扱いも何故か適当。再見しても、VFXによる表面的アクションだけの中身のない作品でした。退屈はしないけどねェ。

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