週末はA級映画

nostalji2019-01-19

とはいっても、観たのは録画保存していた西部劇『マッケンナの黄金』(1969年/監督:J・リー・トンプソン)の再見。アパッチの黄金をめぐる冒険西部劇で、アパッチ族の老酋長に襲われた保安官のグレゴリー・ペックが老酋長の持っていた黄金の谷の地図を見つけるんですな。ペックはその地図を焼いてしまったものだから、そのことを知った無法者のオマー・シャリフに捕まり、その場所へ案内させられることになります。これに、キーナン・ウィンの無法者一味やテリー・サバラスの騎兵隊軍曹、さらにリー・J・コップ、レイモンド・マッセイ、バージェス・メレデス、アンソニー・クエイルエドワード・G・ロビンソン、イーライ・ウォラクなど町の住民がからんできて宝探しです。
この映画はシネラマ作品で、アパッチが来襲し、轟きわたる馬の地響きで断崖が崩れはじめ、跡形もなく黄金峡が埋まるクライマックスシーンはシネラマならではの迫力。上映時間は132分ですが、途中で休憩時間がありました。オープニングとラストシーン、それに休憩後のファーストシーンにホセ・フェリシアーノが歌う主題歌(作詞:フレディ・ダグラス、作曲:クインシー・ジョーンズ)が流れます。
J・リー・トンプソンの演出はモタモタしたところがあるのですが、スケールの大きさ、豪華出演陣、音楽は現在の視点でみても、A級作品で〜す。