新手だが

nostalji2019-01-21

録画していた『アンダー・ザ・ウォーター』(2017年/監督:マックス・ケストナー)を観る。北欧製のタイムトラベルSFです。
2095年の地球は温暖化で海面が上昇し、動植物の多くは“塩病”にかかって絶滅。真水は貴重品となり、人類が滅亡するのも時間の問題となっています。海水を真水に変える研究を完成したものの発表することなく飛行機事故死した女性科学者の研究結果を手に入れるためにファン大尉は特殊な技術で2017年にタイムスリップし……
海面に時空の穴をあけて、身体を糧子分裂させて分身を過去にタイムスリップさせるのですが、その理屈がわかりません。分身は女性科学者に近づいて研究ノートを盗もうとするんですな。ところが分身からの連絡がとだえ、ファン大尉自身も2017年へ。分身と自身の二人のファン大尉が存在することになります。分身しかタイムスリップできないのかと思っていたらそうじゃないらしく、それなら最初から自分で行けよ。わけのわからない設定です。その女性科学者というのがファン大尉の曾祖母さんで、ファン大尉は科学者の娘の孫。歴史を変えないよう行動するんですが、少しずつ変わってきて、最後はアンハッピーエンドとなる陰鬱な作品で〜す。