海外ドラマから

CATVのAXNで放送されている『スーパーガール(シーズン3)』と『アロー(シーズン6)』の最終話を観る。
『スーパーガール』のシーズン3は、クリプトンの超戦士レインとの戦い。レインは、地球の女性サム(オデット・アナブル)の身体に入り、サムの善なる心を侵食してどんどん表に出てくる展開で、背後にはレインを使って地球上の全人類を滅ぼしてクリプトン星を再興しようとするクリプトンの魔女がいます。シーズン2で別れた恋人モン・エル(クリス・ウッド)が未来から現れてスーパーガール(メリッサ・ブノワ)に助太刀。さらには、死んだと思われたスーパーガールの母親(エリカ・デュランス)まで現れます。『スーパーガール』はシーズン毎に軸となる事件が解決し、最終話のラストは次シーズンの事件を予想させるものになっています。

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『アロー』のシーズン6は、町を支配しようとするディアスとの戦い。ディアスに買収されていた警察幹部や役人のリストを手に入れ、ディアスから町を取り返しますが、ディアスは逃亡。オリバー(スティーヴン・アメル)はFBIとの約束で自分がグリーンアローであることを公表し、入獄したところでシーズン7に続きます。シーズン1からのレギュラーだった元警部でオリバーの協力者クエンティン・ランス(ポール・ブラックソーン)が死んで、お役御免。これまでのシーズンの中で、アクションにしてもストーリー展開にしても一番面白くなかったです。シーズン8がファイナルとなるようで、次シーズンも期待できそうにありません。
両作品に共通しているのは、DCコミックのヒーローなんですが、やたらと家族愛を強調。それと差別撤廃を意図しているのか、レギュラーに同性愛者がいること。『スーパーガール』ではレズを、『アロー』ではホモを肯定的に描いています。さりげない表現でなく、どちらも押しつけがましくて、観ていてウザイで~す。