好きなもんで

録画していた『キャプテン・マーベル』(2019年/監督:アンナ・ボーデン&ライアン・フレック)を観る。“アベンジャーズ”に連なる前日譚ともいうべき、マーベルコミックのヒーロー・アクションです。
クリー帝国の女性兵士ヴァース(ブリー・ラーソン)は失った記憶のフラッシュバックに悩まされており、その記憶の秘密をクリー帝国の宿敵スクラル人が狙っています。自在に姿を変える能力を持つスクラル人を率いるタルス(ベン・メンデルソン)に捕まりますが脱出し、1995年の地球に墜落。変身を繰り返しながらヴァースを追うスクラル人を目撃したシールドのフュリー(サミュエル・L・ジャクソン)は、宇宙の敵に狙われているというヴァースに協力します。地球でヴァースが徐々に記憶を蘇らしてきた時、クリー軍の特殊部隊を率いるヴァースの上司ヨンログ(ジュード・ロウ)が現れ……
ヴァースの正体はアメリカ軍のパイロットだった地球人キャロル・ダンヴァースで、クリー星から脱走した科学者マー・ベル(アネット・ベニング)が宇宙平和のために地球で開発したライトニング・エンジンが悪用されるのを防ぐために破壊。その時、ライトニング・エンジンのエネルギーを吸収して強大なパワーを得るとともに記憶も失ったのね。覚醒したヴァースは、キャプテン・マーベルとなって、宇宙平和のために活躍。その強いこと、強いこと、スーパーマン以上じゃないかな。覚醒するまでは、スクラルとクリーのどちらが悪かわからない展開で面白かったのですが、キャプテン・マーベルになってからは単純なヒーロー・アクション。ラストは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』に続くお話になっています。
サミュエル・L・ジャクソンとコールソン役のクラーク・グレッグはデジタル技術によって25歳若い顔になっています。映像技術の進歩は凄いもんですね。“アベンジャーズ”シリーズが好きな人は楽しめる内容で~す。

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