埼玉県人なので

録画していた『翔んで埼玉』(2019年/監督:武内英樹)を観る。魔夜峰央のギャグ漫画の実写化です。
埼玉県民が東京都民から迫害を受けていた時代、東京の超名門校にアメリカ帰りの麗(Gackt)が転向してきます。都知事中尾彬)の息子・百美(二階堂ふみ)は麗をライバル視しますが、ひょんなことから愛するようになるのね。麗が隠れ埼玉県人で、埼玉解放戦線のメンバーであることが都知事の執事・阿久津(伊勢谷友介)にバレ、警察に追われることになります。百美は麗と行動を共にしていきますが……
埼玉から東京へ行く車の中で、埼玉にまつわる上記の都市伝説をラジオで聴いている菅原一家が並行して描かれナビゲーターの役割をしています。埼玉県人の夫(ブラザートム)と千葉県出身の妻(麻生久美子)のやりとりが面白くて笑えます。埼玉に対する自虐的な笑いだけでなく、千葉に対しても結構いじっていますよ。バカバカしいストーリーですが、埼玉をバカにするネタは完成度が高くて、埼玉県人が観ても愉しいで~す。

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