録画していた『パラサイト 禁断の島』（2019年／監督：フランク・カルフン）を観る。トラウマを克服するために参加した青年が無人島で遭遇する恐怖を描いた劇場未公開のホラーです。
トビー（ローガン・ミラー）は父親を殺されたトラウマを克服するために無人島で生活するプログラムに参加しますが、無人島のはずが、島で暮らすマデリン（クリスティン・フロセス）に出会います。マデリンと楽しいひと時を過ごしますが、迎えにきたカウンセラーが何者かに殺され、マデリンから母親（ジョリーン・アンダーソン）が殺人鬼だと知らされ……
いきなり物語が始まるのでなく、写真によるクレジットがあって、いろいろ想像させるオープニングはグッド。登場人物が少ないので、無駄に間をもたせる場面が多いのですが、血みどろシーンやグロい場面で怖がらせようとしていないのには好感を持ちました。悪霊に憑りつかれているマデリン（実は彼女が殺人鬼）役のクリスティン・フロセスが魅力的。ホラー度は低めですが、Ｃ級作品にしては出来は悪くないで～す。
