私好みのオッサンで

録画していた『フライト・ゲーム』(2014年/ジャウマ・コレット・セラ)を観る。リーアム・ニーソン主演の飛行機を舞台にしたサスペンスアクションです。
ニューヨーク発ロンドン行きの飛行機に乗り込んだ航空保安官のビル(リーアム・ニーソン)は、1億5千万ドルを送金しなければ20分ごとに1人を殺すという脅迫を受けます。ビルはCAのナンシー(ミシェル・ドッカリー)や隣席のジェン(ジュリアン・ムーア)に協力してもらい、携帯を見ている乗客をチェック。やがて思いもよらぬ形で1人目の犠牲者が出て、乗客を拘束して調べますが手掛かりは見つかりません。2人目、3人目の犠牲者が出て……
予想がつかない展開で緊迫感があります。犯人は複数犯というのは予想していたのですが、怪しいと思っていたジュリアン・ムーアは見事外れました。犯人捜しのサスペンスと、犯人がわかってから、墜落の危機と不時着までのサスペンスの二段階構成で最後まで目が離せない傑作。後年のセラとニーソンのコンビによる列車内サスペンスアクション『トレイン・ミッション』より格段に上出来で~す。

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