続いてこれも

録画していた『バレット』(2012年/監督:ウォルター・ヒル)を観る。相棒を殺された殺し屋が若い刑事と組んで復讐するアクション映画です。
依頼された仕事を終えた殺し屋ジミー・ボノボ(シルヴェスタ・スタローン)は、酒場で唯一心を許していた相棒を凄腕の殺し屋キーガンジェイソン・モモア)に殺されます。キーガンキーガンを雇った黒幕への復讐を誓うジミーの前に首都警察の刑事テイラー(サラ・カン)が出現。テイラーはジミーが殺し屋と知りつつも、ジミーが殺した男の背後に潜む巨悪を捕まえるために捜査への協力を要請します。テイラーの情報から、ジミーに殺しを依頼した仲介人の居場所をつきとめ、仲介人から悪徳弁護士マーカス(クリスチャン・スレイター)の名を訊き出しますが、マーカスの背後には警察まで買収している黒幕がいて……
マッチョマンの殺し屋と情報オタクの刑事に、殺し屋の娘(サラ・シャヒ)が仲に入って絡み、人質になった娘の救出に二人が連携して悪党退治という予定調和型アクション映画。スタローンでなく、モモアが自分を馘にした黒幕を殺すのが面白い趣向。スタローンはモモア相手に年齢からくるハンデをものともせず頑張っていますな。凝った内容じゃありませんが、ウォルター・ヒルらしいアクション演出で楽しめま~す。

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