期待できる作品があるかと思って録画していた『トランス・シュータ～早撃ちデス・ゲーム』（2015年／監督：ケン・サンツェル）を観る。コロンビアを舞台に至近距離で撃ちあうゲームに挑むガンマンを描いたＢ級アクション映画です。
コロンビアの各町では防弾ベストを着たガンマンが至近距離で撃ちあい、先に倒した方が勝ちという危険なゲームが行われており、ジョン（ライアン・クワンテン）は凄腕ガンマンとして名を上げています。彼の目的は、ゲームの創始者であるゾリンジャー（ミッキー・ローク）を倒して世界最強のガンマンの称号を得ること。ジョンは、兄の仇を捜してゲームに参加している女ガンマンのコルト（フリーダ・ピント）と出会い、意気投合して一緒に旅をしますが……
銃・麻薬・マフィアを連想させるコロンビアなら、こんなゲームもあるだろうという設定は是です。コロンビア国民にとっては心外でしょうけどね。香港映画のような派手なガンアクションはありませんが、決闘形式も乙な味がして楽しめました。だけど、全体に盛り上がりのない展開で、ハラハラ・ドキドキ感はありません。ミッキー・ロークの出演は、昔の名前で出ていますといった存在で～す。
