生身アクションということで

録画していた『アルティメット』(2004年/監督:ピエール・モレル)を観る。リュック・ベンソンが脚本・製作した生身の肉体から繰り出される極限のアクション映画です。
パリ郊外のバンリュー13街区は、治安悪化のために市内から隔離された無法地帯。この地区で育ったレイト(ダヴィッド・ベル)は、街からドラッグを一掃しようとタハ(ラルビ・ナセリ)率いるギャング団に独りで立ち向かいますが、逆に警察に逮捕され、妹ローラ(ダニー・ヴェリッシモ)はタハに拉致されます。6ヶ月後、政府の作った高性能爆弾がタハに奪われ、潜入捜査官ダミアン(シリル・ラファエリ)は投獄されていたレイトを脱獄させ一緒に13街区に潜入。起爆装置が稼働し、爆発までに残された時間は24時間。二人はタハのアジトへ乗り込みますが……
CG、スタント、ワイヤーなしのダヴィッド・ベルのパルクール・アクションは、これまでにないアクションで見応えがあります。だけど、それだけね。展開は雑だし、ストーリーも単純。だけど、それを補って余りあるアクションの面白さがありま~す。

f:id:nostalji:20200525065800j:plain