今週は西部劇

西部劇DVDの『ケンタッキーライフル』(1955年/監督:カール・K・ヒットルマン)を観る。ケンタッキーライフルを運ぶ幌馬車とコマンチ族の戦いを描いた劇場未公開作品です。
西に向かう幌馬車隊が、途中でケンタッキーライフルを積んでいた幌馬車の車輪と車軸が壊れて停車。幌馬車修理のために、責任者のジェイソン(ランス・フラー)と相棒のトビアス(チル・ウィルス)、牧師のベントリー(ヘンリー・ハル)、ロン(スターリング・ホロウェイ)、ルーベン(ジョン・ピッカード)とコーディ(ジェーン・キャグニー)の夫妻、身重のコーディを心配するエイミー(キャシー・ダウンズ)とエイミーの婚約者フォスター(ジェス・ベーカー)がその場に残ります。しばらくしてコマンチ族が出現。積み荷を渡せば、無事に通すことを約束しますが……
ライフルを渡せば皆殺しにされると考え、コマンチと戦う決意をするジェイソンとトビアス。平和に解決しようと勝手にコマンチと交渉するフォスター。互いに惹かれあうジェイソンとエイミー。戦いの中での出産と、西部劇の定型フォーマットです。わかりきった内容を面白くするのは演出の腕次第ということになるのですが、ダラダラ・モタモタした展開で一向に盛り上がりませ~ん。
ジェーン・キャグニーは、ジェームズ・キャグニーの妹。キャシー・ダウンズは、『荒野の決闘』だけの人でしたねェ。画像は左から、キャシー・ダウンズ、チル・ウィルス、ランス・フラー。

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