B西部劇シリーズ

西部劇DVDの『シルバーシティの悪魔』(1949年/監督:フォード・ビーブ)を観る。シルバーシティの治安を回復させる劇場未公開のシスコ・キッドの物語です。
リル(アン・サベージ)という美女の噂を聞いてシスコ・キッド(ダンカン・レナルド)とパンチョ(レオ・キャリロ)がシルバーシティに向かう途中で、町を追い出された神父と出会います。神父の話によると、かつてシルバーシティは治安のよい町だったが、鉱山で死んだ町の創始者メイソンの妻と名乗る酒場女リルとその仲間が現れてから犯罪の町になったとのこと。神父を連れて町に戻ったシスコは酒場に乗り込み、ならず者退治。リルは色仕掛けでシスコに手なずけようとしますが……
少年観客向きのシリーズで、複雑な心理描写はなく、単純なギャグとアクション中心の中にあって、この作品はアン・サベージが悪女ぶりを見せて、大人も少し楽しめるようになっています。とはいっても、子どもの娯楽に大人がつきあう作品にすぎませ~ん。
画像は、アン・サベージとダンカン・レナルド。

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